「健やかラピス」小児希少難病の
精査診療機関検索サイト

「健やかラピス」小児希少難病の精査診療機関検索サイト

一歩踏み出す、希望の扉
小児希少難病の
早期診断・早期治療を目指して

患者さんが抱える課題
このサイトが誕生するまで

希少難病は専門医の数も情報も少ないため、患者さんとそのご家族は、
「どこの病院に専門医がいるのかわからない」
「どこで、特殊検査が受けられるのか?」 という深刻な課題を抱えています。
診断が確定するまでに数年もかかってしまう「診断ラグ」があり、適切な医療につながるまでにいつくもの病院をめぐる状態は「医療難民化」と言われます。
これは、精神的にも身体的にも大きな負担です。

そこで、こうしたアンダー・ダイアグノーシスの状態にある子どもたちを救うため、各学会、専門医、製薬協、患者会、厚生労働省のご協力をいただき、かかりつけ医を対象に専門医がいる医療機関、特殊検査ができる機関の情報を一元化した検査サイトを構築、運営しています。
現在、非専門医と専門医をつなぐ相談窓口コーナーを順次整備しています。

「健やかラピス」難病医療マッチングサイトへ

「ポトキ・ラプスキー症候群」という希少難病を抱える男の子の事例

  • 2017年に生まれた南里たいち君は、1歳を過ぎてもつかまり立ちや話すなどの発達が遅れ、療育や検査を重ねても原因が分かりませんでした。4歳半になってようやく、遺伝子検査で染色体の一部重複による非常に稀な難病と診断されました。

    診断がつくまでの長い不安や、治療方法がない現実と向き合う家族の体験から、同じ状況にある家族が早く専門医につつながれるようにと、専門家や検査機関を検索できる支援サイトを立ち上げました。

健やかラピス小児希少難病の精査診療機関検索サイトとは

患者さんとご家族に早期診断・治療という希望をもたらす、日本の難病医療のインフラを支える極めて重要なプラットフォーム。
希少難病という「社会支援の光が届きにくい領域」に対し、医療現場のプロフェッショナルの視点から具体的な解決策を提供。

  • サイトの特徴

    • ・日本の公的な難病対策の枠組みでは対応が難しい、希少難病に特化
    • ・その疾患に対応できる診療機関と検査機関を迅速に検索
    • ・北海道から沖縄まで、エリア別に、疾患毎の医療機関、精査機関の検索が可能
    • ・高い信頼性・・・専門医の許可をいただき掲載しており、情報は定期更新を行い最新情報を掲載
    • ・医療情報だけでなく、家族のサポート体制に関する情報も掲載
  • 掲載情報

    • ・専門性の高い医師のいる医療機関
    • ・精査検査機関
    • ・治験情報
    • ・全国遺伝子医療部門連絡会議など、遺伝子医療に関連する外部サイトへのリンク
    • ・診断の一歩となる遺伝学的検査の施設
    • ・患者会情報

応援メッセージ

  • 日本社会事業大学せ専門職大学院
    客員教授
    元厚生労働省 事務次官

    蒲原 基道さま

  • レオス・キャピタルワークス
    株式会社顧問
    元内閣府審議官

    前川 守さま

  • 2型コラーゲン
    異常症患者・家族会

  • 北海道小児膠原病の会